ごくありきたりの行為

「じゃあ、終わったら連絡するね」
そう私が言うと彼は
「いや、今日は俺のほうが遅いかもしれないから連絡はこっちからかも」
と少し笑いながら言います。
朝の忙しい時間帯ではありますがその10分程度は彼との電話に使っていました。
何も朝の忙しい時間に話をしなくても・・・
と、友達は呆れていましたが(笑)
どんなにバタバタしていても、その10分があるお陰で仕事も頑張れている。
そんな気がしていたのです。
そして帰宅をした時に一言だけただいまを言う。
それぞれの夜を過ごし、時間が空いたときにどちらからともなく連絡を取り合い話をする。
「おやすみ」
の挨拶をして眠りに付く。
それが平日の営みでした。
休日全てというわけではありませんでしたが、比較的彼とはデートが出来ていたように思います。
その時は、下らないことで笑いあったり
時には何も話さずにただくっついてテレビを見ている時だって有りました。
ごく一般的な恋愛で、ごくありきたりの行為。
それでも私は「それこそが恋愛の軸となっているものだ」と感じていました。
ドキドキするような出来事も嬉しいのではありますが、やはり毎日の営みというものって
恋愛の中で大きく幅を締める大切なことだと思うのです。

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